1948-06-10 第2回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号
○岡元義人君 各證人の方は關連して次から次とお答え願いますが、先ず第一番に、今の認證官の御説明に對して、大體生業資金の性質というものを、實際に當面の責任者であるところの中島課長が知つておられたかという問題であります。おつしやる通り、法的根據ではなくて、その通りの指示があるのでありますから、それに従つて行動したと言えば、それまでの話であります。
○岡元義人君 各證人の方は關連して次から次とお答え願いますが、先ず第一番に、今の認證官の御説明に對して、大體生業資金の性質というものを、實際に當面の責任者であるところの中島課長が知つておられたかという問題であります。おつしやる通り、法的根據ではなくて、その通りの指示があるのでありますから、それに従つて行動したと言えば、それまでの話であります。
從って軍事公債の利拂についても、政府は三葉政策協定に從いまして、本年七月一日から向う一ヶ年間に支拂期日の到來する利子に限り、これを元本の償還期日に、元本と共に支拂うこととし、以て當面急を要する均衡財政の確立に資すると共に、この措置によつて生じた財政的餘裕は、これを災害對策費、教育費及び生活困窮者救濟費等に充てることといたした次第であります。
從いまして會計の内部において各勘定間に現金の繰替使用がなされておつたのでありますが、昭和二十年度は終戰後急轉した特殊の經濟事情から、事業上未曾有の經營難に當面いたしまして、年度途中において資本勘定に繰替使用せられておりました資金を繰戻すことができず、決算上、業務勘定の過剩額に相當する現金の保有がなかつたために、會計手續上、勅令通りの處理をなし得なかつたのでありまして、この點は誠に遺憾に存じております
商工省といたしまして、この事柄に對しましては、石炭價格調整補給金の過拂に對する返還は、日本石炭株式會社の精算報告を俟つて内容を審査し、確認の上、返還命令を發することになつているが、當時同社は石炭及びコークスの全國一手買取販賣をなし、併せて炭鑛融資をも擔當し、複雑多岐なる經理事務は厖大なる量に及んでいたにも拘わらず、著しく人手不足のため當面の緊急事項(毎月十日毎に炭鑛へ支拂うべき資金の調達等)に追われる
水産局自體としては、そうした指令違反などの生じないように業者に警告を與え、また指導をするということは、水産局當面のお仕事であろうと思うのでありますが、一旦こうした事業勃發後における處置につきましては、何と申しましても外務當局の御援助を仰ぐということが一番必要である。かように考えておるのであります。そこで現在農林當局とせられましては、今後この問題をいかにお扱いになるお考えでおられるのか。
取締りと供出の點については、取締りは一應何と言いましようか、生産供出に關接的には影響があるかもしれませんが、食糧の當面問題の解決としては、やつぱり供出の方に重點をおかなければならぬじやないかと私は思つております。なお青木さんから主食の問題については、私は同等、重要に考えておるのでございますが、現實の問題としてはこれお互に考えていきたいと思うのです。
併しそういうような、日本經濟の復興再建ということを當面の目標とする限りにおいて、できるだけそういう爭議行爲が少くして濟むならば少くして濟むことが何より望ましてことであります。これは勞働者に取つても、經營者に取つても、同様の願望でなければならんと思うのであります。
ただそういうまつたく勞働組合の發達の一段階として、かつ當面の經濟復興への勞働組合の熱意を湧き上らしめるために、こうした過渡的な措置が必要である。このように考えております。
當面の問題としては、いろいろそういう點をも考えておる次第でございます。それからそういう際にあたりましては、どうしても失業問題というものを考えなければならぬのであります。失業問題につきましても、これは十分考えたいと思つております。
この點は政府としても、やはり當面の問題として十分實效のあがるようにいたしたい、こう考えておる次第であります。いま少しいたしますれば、詳しく申し上げ得るかと思いますが、今日はこのくらいで御了承願いたいと思います。 いま一つは物價の點でありますが、これは日本の國内が鎖國的な状態から國際經済への參加ということになりましたけれども、その度はなお非常に微弱であります。
それで政府の當面の責任者としてへ今弁局長が主として當つておられると思いますが、一體新給與委員會に對して、政府はどんな新らしいペースを考えておられるのか、その點できれば一つここで御報告して頂きたいと思います。
その度ごとにこれを少しずつ補正して行くということが當面の目標であります。但し根本的な職階制は、職務の價値判斷分析等を詳細に見えまして、恐らく何年かの後にでき上ると、かように存じております。
ただ或いはこのことだけでも私自身が考えておりますことは、それらの諸般の當面に必要なるところの諸改正をすることも當然でありますが、更に又私としても考えなければならんことは、警察というものの制度の上において、どうしてもこれは或いは今日の國家公安委員若しくは委員長というものが、國政の一人となつて、警察に關するところの一つの政治の責任というものを、議會においてこれを代表し、議會も亦これを相手として、お互いに
勿論當面の住宅等もございませんので、今盛んに政府と折衝をそれぞれやつておるのでありますが、その先のこと、もう一歩先のこと、冬を越した次のこと、これについて今から考えて置かなければならんのに、開拓は後廻しにする。
私は當面のこの大きな問題を解決する上において、皆さんからよく承つて、我々國會としてでき得る限り一つ善處しなければならないという意圖に外ならないのでありまして、實際においてあなた方が發表できないものであるならば、これは止むを得ないし、又今お分りにならないならば、これは止むを得ない、大きな枠の中で折衝をしておつて、あなた方だけで解決がついて、今のお話のように開拓も或いは引揚者も滿足の行くように處理できればいいけれども
併し今お聞きしますると、暫定豫算は眞に必要なものを、當面のものだけのものを月割にして出したと仰せられるが、國の歳計につきましては非常に多くの、國家永遠の施設が含まれておるのであります。この中には、そういう形式のものが大部分を占めておる。
やはりインフレの對策といたしましては、當面の問題としても健全財政、健全金融、こういう面において通貨の正常なる循環というものを促進すると同時に、これが好ましからざる方面に滞留し、或いは消費方面に使われることを抑止するということが必要でありまして、それと同時にやはり生産を促進さすために、或いは資材、或いは原料、或いは勞働問題、或いはその勞働問題の中に賃金問題を含んでいると思います。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 政府は實は組閣以來、當面り經濟危機を突破する對策の外に、それに加えまして、奬來に向つて日本の経済を回復して行く、こういうことの方策と目標とを決めたい、こう思つたのであります。そこで當面の危機對策につきましては、すでに総理の施政演説その他にも現われておるのであります。
而してこれらの場合におきましては、その物資はいずれも不法に隠匿退藏され又は流通秩序を亂して掻き集められた物資であるか、或いは當面使用する見込のもたない過剩の數量を保有しながらこれが活用に協力せざる等のため、止むを得ず強権を以てこれを國家が買上げるに至つたものであります。
この暫定豫算補正の編成方針は、先に御審議を経て成立いたしました本年四月分の暫定豫算と同一の方針によりまして、當面國務の運營に必要なる最少限度の豫算を追加いたすことといたし、經費の積算は現行の物價、給與水準を基礎として計上し、歳入につきましては、租税その他一般の歳入は原則として現行制度による年間收入見込額の月割額によつて計上することといたしました次第であります。
從つて現在最も大きな問題といたしましては、災害復舊を含んだ治水問題と、それから住宅の建設を含んだ戰災復興問題、この二つの問題が當面の重大問題と考えます。よつてこの二つの問題に關する小委員會を作つたらどうかと考えますが、これに對して皆さんの御意見如何でしようか。
これも極く當面の資金を得る方法として極く短期間實施されるならば或いは只今のような經濟界の状況でありますから、それも一案として了承することもできないことはありませんけれども、先程も御説明があつたように、一應期限が二十四年の四月一日までとあるけれども、毎年今後これを更新して、今後はこの方針でやるんだということになりますと、このやり方が果して今後の電話擴張のためによいかどうかということについては非常に私は
從いましてこの世評を一掃いたしまするためには、且つ又この必要性を實際において具現いたしまするためには、眞に政務官たるにふさわしい人物を任命してこそ國民が承知いたすのではないかと考える、私共實は行政整理という當面の重大なる問題がありまして、一面にはその必要性を痛感して政府も叫びつつ、一面には如何に必要があるとはいいながら、二十二名の政務次官を新設して行くということは、これは相當大きな問題であと考えておりますけれども
然もその委員會が本當に國民代表を入れる、そして當面の政府擔當者と、そして民間の各般の代表者を入れて、そうしてそういうものを作るというのでしたならば、これはまだ私は價値があると思うのであります。ところが實際にこの委員三名は内閣総理大臣が任命することになつておる、内閣総理大臣が任命するというのでしたら、一層はつきりと日本の政府は責任を取るべきだと思うのです。
この暫定豫算の編成に際しましては、今後決定を要する本豫算の編成に支障を來たさないよう措置すると共に、迅速なる御審議の便をも併せ考えまして、又苟くも當面の國務の圓滑なる運營を阻害することのないよう十分配慮いたしておるのであります。
現存するものであり、從來正にこの種の罪こそ、これらの刑に相當するものであると考えられて來たところでありますし、違警罪即決例が廢止された今日でも、拘留、科料の刑と罰金の形とでは、法律效果上尚若干の差異もありますのみならず、罰金を加えよとの意見は、結局科料の額が現在の經濟状態に適應しなくなつたことに端を發するものと考えられたので、この刑種の點は、他日刑法の全面的改正の際改めて根本的な研究をすることとし、當面